日本脳炎ワクチンの接種、間隔、副作用

日本脳炎を予防する、日本脳炎ワクチン。日本脳炎ではウイルスによる脳炎が起き、様々な後遺症を残るリスクがあるため、しっかり予防することが大切です。



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日本脳炎ワクチンの接種、間隔、副作用

日本脳炎ワクチンの対象年齢と接種間隔


日本脳炎ワクチンは1期に初回と追加で、2期になっております。以前は3期がありましたが、2005年より廃止されました。


1期は生後6ヶ月から90ヶ月(7歳6ヶ月)まで。1期の初回は2回、追加は1回です。1期の初回から追加までは約1年空けて行います。2期は9歳以上13歳未満です。標準的な接種方法は3から4歳までに1期初回を終え、1期初回接種の2回が終わってから1年後に追加を行います。1期初回の2回は、6日から28日の間隔をあけて行います。


日本脳炎ワクチンとは別のワクチンを接種するまでに空ける期間では、6日以上です。もし、風邪を引いたりして、予定通りできずに間隔があいてしまっても、大事なのは回数なので、規定されている回数を行う必要があります。


蚊を介して感染することが多いので、夏前に接種しておくのが望ましいですが、1年中接種可能。公費対象年齢までに接種するために、1期の追加の90ヶ月(7歳6ヶ月)から逆算してワクチンを行いましょう。


また、日本脳炎ワクチンの接種量については、上腕の皮下に注射します。DPT三種混合ワクチンと同様、赤くなったり腫れたりするので、左右交互に皮下に注射します。1回0.5mlですが、3歳未満の場合は0.25mlになります。量が少ないと免疫力をつける力が弱まるため、通常量である3歳以上から推奨され、私自身もそのように勧めております。


日本脳炎ワクチンの接種、間隔、副作用